2017年11月1日水曜日

プラトン著「パイドン」 2

プラトン著「パイドン」を読み進めている。176ページ中、110ページ程度まで読み進めた。印象的だったところは二つある。

一つは、肉体は合成的で、魂は非合成的であり、合成的なものは解体されるが、非合成的なものは解体されない。だから、魂は不死であるというところである。そして、肉体は変わり、輪廻転生することもあり得るというものである。そして、ソクラテスは次のように言う。

「常に自己同一を保ち同じように有るものが、非合成的であり、これに対して、時によってその有り方を変えけっして自己同一を保たないものが、合成的である」

もう一つは、魂は浄めなければならない、そして、魂を浄めるということは、まさに、哲学することであるというところである。浄められた魂は、死後、神的なもののもとに到達し、汚れた魂は獣に転生することもあり得るという。

大分、宗教的な話題になってきたように思う。この本の副題は「魂の不死について」というくらいだから。そして、ソクラテスは自身を神アポロンの下僕と見なしていたらしいから。私は輪廻転生はあまり信じていないから、これからこの本を読み進めるにあたって、考え方が変わることがあるのかもしれないと楽しみにしている。