2017年11月12日日曜日

プラトン著「饗宴」

プラトン著「饗宴」を読み進めている。162ページ中、70ページ程度、読み進めている。とは言え、訳者の記した序説が40ページ程度あるので、実質的には、ほとんど読み進めていない。

この本は、序説によると、エロス(愛)について、ソクラテスを含む数名が、エロス(愛)について、演説するという内容であるようだ。一番、驚いたのは、その論者の中のパゥサニヤスが、異性に対するエロス(愛)よりも、同性へのエロス(愛)の方が尊いと考えており、これが、当時のギリシアではそれほど驚くものではないように記されているというところである。特に、少年愛を尊いもののように考えていたようである。

どうであろうか。エロス(愛)について、現代と古代のギリシアでは大きな異なりはあるのであろうか。エロス(愛)のあり方は、時代や地域によって、大きく変わるものなのであろうか。この本によると、その答えには肯定的であるように思う。それでも変わらない部分がきっとあって、それがこの本の重要なところであるように思う。