2017年11月15日水曜日

愛とは何か

愛とは何であろうか。自分にないものを求めることであろうか。これは、抽象的な、しかし普遍的な愛のことである。求めること。だから、philosopherという言葉には、愛という言葉が含まれるのであろうか。日本語の哲学者という言葉には愛という言葉は含まれないけれども。それで良かったのであろうか。

日本語には、求道者という言葉がある。これは、この言葉だけでは、何をしている人のことなのかよくわからないように思う。philosopherという言葉にもそういうところがあるように思う。求道者という言葉は、意味としては、philosopherという言葉に近いところがあるかもしれない。

それで、愛については、わかったような気になるけれども、果たして、これで本当に良かったのであろうか。もし、こんなに簡単なことであったのであれば、大して問題になるようなことではなかったように思う。

愛という言葉を聞いて、もう一つ思い浮かべる言葉は、慈悲という言葉である。慈悲とは、自分にないものを求めるということであろうか。いや、大分異なることのように思う。もしかしたら、異なりはそれほどないのかもしれないけれども。やはり、愛ということを知るには、そう簡単には行かないようである。

慈しむこと。これも一つの愛の形であろうか。何だか他にも、愛の形はありそうではある。しかし、本質的には、求めることと慈しむことの二つなのかもしれない。