2017年11月8日水曜日

脳の表現はアナログ

視野の右上の部分が、視野の左下ではなく、なぜ視野の右上に見えるのかという問題を巡って、過去二回、様々なことを考えてきた。しかし、決定的なことは、十分には、解っていないように思う。

脳と通常のコンピュータとの異なりと言えば、脳はアナログで、通常のコンピュータはデジタルだということであろうか。アナログコンピュータというものもあるらしいが、私は詳しいことは知らない。もしかしたら、それは脳と似たような部分があるのかもしれない。

脳がアナログであるということが、心を表現するにあたって、何か決定的な役割を果たしているのであろうか。実際のところ、私にはそれはよく解らない。その可能性はあるような気もするし、そうではない可能性もあるように思う。

アナログとデジタルの異なりについて、解りやすいものは次のようなものである。二進数で、1000と111はアナログでは1の異なりしかないが、デジタルではすべての桁が異なる。つまり、デジタルでは、データとしての数の異なり方が単純ではなく、途中で大きく変わってしまうということがある。

このことは、通常のコンピュータが心を持つかということを考察するにあたって、大きな問題になるかもしれない。アナログでは、1000と111の異なりは、物理的にも1であるのに対して、デジタルでは大きく異なるということである。そのようなものが、心を表現し得るのであろうか。そういう問題である。